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大宮厚生病院は理想の精神科病院を目指して・・・

ナビダイヤル. 0570-050-038

〒337-0024 埼玉県さいたま市見沼区片柳1番地

前理事長からのメッセージMessage from chief director

理想の精神科病院を目指して・・・


精神科医療の対象は、病気や症状だけではありません。人間全体です。それはその人の人生をともに考えることにもつながります。初診でみた患者様は最後まで見届ける事が大切だと考えています。精神科医師としての一番の喜びは病気になった方が社会復帰していく姿をみることです。進学される方、結婚される方・・・
治療を受けた人がその人の人生を生きる姿をみる喜びに勝るものはありません。

当院の医師、看護師、コメディカルなどのスタッフは、みな同じ思いを持って皆様の医療、看護に当たっています。治療を終えて社会復帰されるまで、患者様が安全で快適に過ごせる病院であることをスタッフ全員が目指し、日々努力と研鑽を重ねています。
地域との交流も積極的に行い、年1回病院のグラウンドで開催している納涼大会には花火などのアトラクションやバザー、模擬店、ゲーム等の催しがあり、地域住民の方々も多数参加されて、精神障害者の理解を求めるために役立っています。また、地域の精神科診療所や医療機関との連携を大切にしており、紹介患者様を積極的に受け入れております。

皆様が安心して来院、入院できる病院であるよう、これからも努力を続けていきます。

理事長のごあいさつGreeting


平成24年8月1日から大宮厚生病院の新病棟が稼働しました。昭和31年に当地で精神科病院を開設して以来、一人一人の患者様を大切にしていくという方針で、地域精神科医療のために尽力してきましたが、新病棟の完成にてまた次のステップに移れるものと喜んでいます。
ご承知の方も多いと思いますが、精神科医療は「入院医療中心から地域生活中心へ」のスローガンのもと、改革が進められております。また、精神疾患は、新たに「5疾病5事業」の一つとして地域での医療体制の整備が行われることになりました。
このような状況下で、我々に何が出来るのか?どういうことが必要なのか?ということをよく考え、単に建物を新しくするだけでなく、どのように新病棟体制を構成していくことがいいのかを検討してきました。
その結果三つの大きな流れを考えました。

一つ目は、慢性の統合失調症患者様の社会復帰促進です。これは従来から、当院が力をいれてきた分野ですが、退院後の生活を想定し、現在の一般居住水準に見合った環境を整え、安心して退院後の生活が送れるようにサポートしていく準備をしています。

二つ目は、現在増加している気分障害の患者様に対するストレスケアです。
落ち着いた病棟環境のもと、各種プログラムと医療的かかわりを通じて、治療に専念できるようにしています。

三つ目は、精神科疾患の急性期対応です。社会生活をしている患者様が急に病状の悪化を見た場合や新たに発症した精神病状の診断と治療を要する場合に、迅速な対処をして短期間に症状を安定させることを目的としています。

このように、今までにあった男女の閉鎖開放病棟というのではなく、その患者様の病状にあった病棟を選択し治療にあたる、いわゆる病棟の機能分化を進めていきたいと考えています。そして今後、患者様やそのご家族、他の地域の医療機関や保健施設と連携しながら、更なる進歩を目指して新しいことにも挑戦していく所存です。
これが、わたくしたちが目標として掲げた「患者様の地域生活を支える病院づくり」です。色々な問題を共有しながら、皆様と協力して、一歩ずつ、患者様が安心した社会生活を送れるよう、これからも努力していきたいと思っています。


医療法人社団輔仁会 大宮厚生病院

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埼玉県さいたま市見沼区片柳1番地

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