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大宮厚生病院は理想の精神科病院を目指して・・・
大宮厚生病院
TEL.
048-683-1861(代表)
〒337-0024 埼玉県さいたま市見沼区片柳1番地
A2病棟 ストレスケア
Stress care
1・質の高い医療
ストレスケア病棟では、気分障害(うつ病、双極性障害)、ストレスによる適応障害、不安性障害(パニック障害、強迫性障害など)、など様々な疾患を扱いますが、とくに今までの治療では回復しなかった気分障害の患者様の治療・社会復帰・リワークに重点をおいています。まずは医師が患者様のお話を伺い、つぎに状態や環境要因の評価を行い診断をします。そしてうつに至った心理社会的要因を検討していきます。これらの評価は、今後どのような治療を選択するのかに関わっており、重要なプロセスです。そして治療法について分かりやすく説明したのち、入院治療を行います。
大学病院などで長年、気分障害を中心に診療・研究・教育に携わってきた医師が治療にあたります。難治の気分障害に対して、専門家の視点から薬物療法を検討し、エビテンスにもとづいた薬物療法とそのひとに適した精神療法・心理療法をおこなっていきます。
2・療養環境
ストレスから解放されること、ゆっくりと休養できること、ときにはその人の職場・家庭などの環境から離れることも重要です。心から静養できるような環境のなかで、回復し、そして好きな事にチャレンジしたり、仕事をしてみたいと思うことが可能になります。従来は入院治療を行うという医学的治療の側面が強調されていましたが、療養するという側面も重要です。患者様がどうしたら休養できるかという視点で考えました。
患者様が十分に療養できるように、個室を中心に病棟は成り立ち、個室はゆとりのある広めの環境をご用意し、4人部屋の場合もカーテンレールで部屋をしきりプライバシーが保てるようにしています。また個室は全室南側で見沼田んぼの眺望を楽しめます。病院周囲を散策すると都会の喧騒をはなれ豊かな自然が楽しめます。
3・チーム医療と社会復帰、リワーク
人それぞれが個性を持つように、その人に特有の様々な職場・家庭などの環境ストレス要因と生物学的要因が、患者様の心身のリズムが乱れうつに至ることに関与しています。それらを評価し、さらにうつ病という診断だけではなく患者様や環境がどういう問題をもっているのかを理解することが必要です。まず医師は患者様の言葉を傾聴し、話し合い、徐々に信頼関係が形成できるように努めます。その過程で、臨床心理士、看護師が必要に応じて面接に加わり、患者様の静養・治療が進むようにチームで支えていきます。まず静養と薬物治療が必要ですが、うつが回復してきたら、徐々に次のステップを考えていきます。
入院初期に回復後どのように過ごしたいか、どのようになりたいか治療目標を話し合います。目標はゆっくりと休養する、睡眠・生活リズムを整える、うつになって意欲や興味・関心がなくなったが取り戻したい、職場復帰するなど様々です。
患者様に最適の治療プログラムを考え、医師・看護師・臨床心理士・作業療法士・精神保健福祉士が社会復帰、復職支援のパートナーとして、次のステップの作業に患者様ともに取り組みます。このプロセスをへて、患者様の回復していく力が引き出され、本来の患者様の個性や意欲が再び現れるのです。
以下のような心理プログラムと作業療法プログラムがあり、患者様に適したプラグラムを回復の度合いに応じて考えていきます。
心理療法プログラム
1・うつの心理教育
2・帰属療法
3・認知再構成法
4・マインドフルネス
5・気分・思考記録票の記入
6・行動活性化
OT作業療法プログラム
1・軽スポーツ
2・クラフト
3・リラックス
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