TEL. 048-683-1861(代表)
〒337-0024 埼玉県さいたま市見沼区片柳1番地
研修目標
1)医師としての基本的姿勢を身につける @精神医療の基盤となる態度、すなわち感性の練磨 Aチーム医療:コミュニケーション能力の獲得 B情報開示に耐える医療:筋の通った医療 C医の倫理:正確な診療記録、インフォームドコンセント、患者のプライバシー、医療者としての倫理 2)最低3年間にわたって、主治医として症例を担当し、指導医の指導のもとに以下の事項を修得する @患者および家族との面接 A疾患の概念と病態の理解 B診断と治療計画 C補助検査法の修得 D薬物・身体療法 E精神療法 F心理社会的療法、精神科リハビリテーション、及び地域精神医療・保健・福祉 G精神科救急への対応 Hリエーゾン・コンサルテーション精神医学 I法と精神医学 J医の倫理 K安全管理 3)医科の疾患を主治医として担当し上記の項目を遂行できるようにする。 @統合失調症 A気分障害 B神経症性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害 C児童思春期精神障害 D精神作用物質による精神及び行動の障害 E症状性を含む器質性精神障害 F成人の人格及び行動の障害 G睡眠障害、およびてんかん
研修プログラム
1年目) <午前> ・指導医の外来診療の陪席につき診療の仕方を学ぶ。 <午後> ・数名の入院患者の主治医になり指導医の指導のもとに診療する。 ・定期的に診断の見直し、診療方針の確認等について、質疑応答を行う。 ・病棟症例カンファレンスを司会する。 ・医局会、症例検討会に出席して自分の症例の説明をする。 ・地域移行推進委員会に出席して他職種の職員と意見交換する。 ・各部で開催される研究会、学会に参加する。 2年目) ・1年目の研修に加えて、入院患者の担当の症例を増やす。 ・神経症圏の患者の主治医になり精神療法について指導医から指導を受ける。 ・他病院からの診療依頼について指導医と一緒に診察する。 ・他病院他科への患者紹介に際して紹介状を記載し、付き添って行き、他科の医師に説明・質問等を行う。 3年目) ・1年目2年目に加えて外来で受け持つ患者を増やす。 ・指定医、専門医の症例をまとめて医局会で発表し、添削を受ける。 ・外部の研究会に症例を発表する。
TEL 048-683-1861(代表) FAX 048-687-3310